こんにちは！夢キャンコミュニケーターの中嶋です。
3月に入り、だんだんと暖かい季節になりました。寒いのが苦手な私は、とても嬉しいです✨
また、暖かくなると同時に、たくさんの花粉も飛び交うようになり、つらい思いをしている人も多いのではないでしょうか？私もその1人です。
さて、今回は3月12日に行われた、身のまわりの”モノ”のデザインを学ぶ「デザイン入門・はじめの一歩」のイベントのレポートをお伝えします！
身のまわりの”モノ”のデザインを学ぶ「デザイン入門 -はじめの一歩-」
このイベントは、現在4年生の石川が企画しました！
夢キャンコミュニケーターが主催するイベントでは珍しく、中高生を対象にしています。
身のまわりにある”モノ”のデザインにどのような意味が含まれているのか考えたことがあるかな？
「オリジナルスマホスタンド」の設計を通じてデザインについて学んでみよう！
参加者は、デザインとは何か？ということを一緒に学び、３D CADソフトの１つであるRhinocerosを使用して、スマホスタンドを設計しました！
Rhinocerosとは？
カタチを作り、編集し、解析、図面やレンダリング画像、アニメーションの作成、そして形状や次数、大きさの制約なしにNURBSカーブ、サーフェス、ソリッドを変換することができます。
Rhinoが生み出す自由形状の3次元モデリングは、あなたのイメージを正確にカタチにします。使われる分野も自由様々。工業デザインはもちろん、機械設計、金型設計、試作、製造、建築、宝飾、マルチメディア、FEM・CFD等解析など、Rhinoは使う人や分野を制約することはありません。
(引用：https://www.rhino3d.co.jp/)
いいデザインって何だろう？
デザインをするにあたって、大切なことは何だろう？
かっこよさ？それとも、使いやすさ？
自分の好きなデザインに設計しても、モノの本来の使い方をすることが難しい、または、どう使えばいいのか分からないモノになってしまっては、もったいないですね。
極端な例ですが、この写真のようなおしゃれなデザインの蛇口でも、水と風がどこから出るのか分からないと困ってしまいます。
というわけで、デザインには誰にでも伝わる分かりやすさ、使いやすさが必要です。
このことを念頭に置きながら、５W１H (今回はwhy、who、where、when、how) にあてはめて、スマホスタンドに必要な要素を考えました！
スマホスタンドを設計しよう！
続いて、先ほど考えた自分のスマホスタンドに必要な要素を取り入れながら、Rhinocerosで設計していきます。
まず始めに、コミュニケーターたちと一緒に基本の形を製作してから、アレンジを加えていきました！
参加者の皆さんは、３D CADソフトの操作は初めてでした。
英語のコマンドを打って、図形を出したり、形を変化させたりと、慣れない操作は大変だったと思います。
一生懸命スマホスタンドの３Dモデルを作りました！
一時間以上かけて、作り上げたスマホスタンドの３Dモデルが完成したときは、達成感でいっぱいでした。
ついに完成！
３DCADソフトで作ったスマホスタンドは、それぞれ夢キャンパスの３Dプリンタで印刷します！
３Dプリンタでの印刷は、なんと1つ約4時間もかかります。
そのため、イベントの参加者に、デザインしたオリジナルのスマホスタンドをお渡しするのは後日になりました。
イベント終了後、３Dプリンタで印刷したものがこちら！
素晴らしいものができました！！
最後に
本イベントはデザインについて、その一端に触れてもらうことを目的に企画しました。企画を通じて、中高生にとって身になるイベントに仕上げることができたと感じております。本イベントでスマホスタンド作成に使用しましたソフトは、大人でも習得するのに最低でも数日間を要するほど難易度の高いものでしたが、参加者が短い時間で使いこなしている姿には驚かされました。特に参加してくれた一人の中学生が、イベント終了後もその場に残って意欲的にスマホスタンドの設計をしている姿が印象的です。
私はもうすぐ卒業しますが、頼もしい後輩たちが必ず、より良い企画を今後も実施してくれるでしょう。この記事を読んでいる方、楽しみにしていてください！
最後にイベント運営をお手伝いしてくれた後輩たち、参加してくれた中高生たち、ありがとうございました！(石川)
今回のイベントは、大学生である私にとっても非常に面白い内容でした。デザインの奥の深さを感じました😆
夢キャンコミュニケーターはこれからも、参加していただいた方の興味をより引き出す企画をつくっていきたいと考えています！