はじめに
みなさんこんにちは!夢キャンコミュニケーターの柴田美佳です。今回は、8月5日~8日の4日間開催された「2023年度プラチナ未来人材育成塾」の大学生チューターとして、夢キャンコミュニケーターが参加したのでその活動報告をしたいと思います!
プラチナ未来人材育成塾とは
全国の中学生を対象に、プラチナ社会実現に寄与する「未来人材」の育成を目的として2013年から毎年開催しているプロジェクトです。講義やグループワークを通じて、プラチナ構想ネットワーク(※1)が掲げる「プラチナ社会(※2)」の理念を学ぶことによって、将来の社会や自分とのかかわりについて考える機会となります。グループワークには大学生と社会人のスタッフが「まとめ役」として参加し、多世代での交流を通じて議論を深めることができます。
(※1)プラチナ構想ネットワークとは
プラチナ社会の実現に向けて、理念の形成普及、人材育成、社会実装を主なテーマとして活動している団体です。
(※2)プラチナ社会とは
エコで、資源の心配がなく、老若男女が誰でも活躍し、心もモノも豊かで、雇用のある、活力に溢れた快適な社会を意味しています。
活動内容と1日ごとの様子
班活動はグループワークが主です。一班、中学生が5人、大学生チューターが4人で構成されています。プロジェクトは、ワークシートを活用し、講義で学んだことやグループワークで共有した考えなどをまとめていきます。最終日には、それぞれの班でまとめた「2050年に未来の社会はどうあるべきか、未来の自分はどうして行きたいか」を模造紙にまとめ、発表しました!
1日目
プロジェクト初日は、中学生も大学生も互いに緊張していたように感じます…。特に中学生は、初対面の人が多い中で、自分の意見を出すのが難しいようでした。
2日目
1日経ち、緊張が解れると、徐々に中学生に笑顔が見られました!私達も、中学生に様々な方向から問いかけることで、グループワークの手助けができたと思います!
3日目
3日目は講義が3つ続いたため、皆少し疲れた様子でした。しかし、午後のグループワークでは、1日目と2日目の講義内容とを含めた新たな気づきがあったようです!メンバーとも打ち解け、2日目よりも様々な意見が飛び交いました。大学生チューターはその意見をまとめながら、さらに深い問いを投げかけたり、別の視点から考えてみることを勧めるなど、引き続きグループワークのサポートに務めました。
[なんと台風6号が接近]
熊本から来ていた中学生5人が、台風による影響で4日目に参加出来なくなってしまいました!5人の発想やアイデアは、残ったみんなで引き継ぐことになります。帰ってしまった5人も、3日間で得たことをこれからに活かしてもらたいです!
4日目
発表会前の最後のグループワークは、みんなが真剣で、社会人チームも意見交換をしながら意見をまとめあげていきました。初日にくらべ、みんな「未来の社会をこうしていきたい!」「こうあってほしい」という考えをはっきり持つようになり、講義内容から発展して、話ができるようになっていました!
発表は各班順番に前に出て、模造紙を用いて発表しました。どの班も、それぞれテーマにしていることが違くて、班の特色がよく出ていました。初対面の人とたった4日間で交流を深め、意見交換し、それぞれの意見をまとめあげるのは、中学生にとってかなり大変なことだと思います…。しかし、どの班も最後までしっかりとまとめあげることができており、それは皆が真摯にこれからの未来に向き合っていたからだと思います!中学生の皆には、地元に戻っても今回のプロジェクトを糧とし、これからの未来を支える人材になって欲しいです!
大学生チューターとして参加してみての感想
今回私たちの仕事は、中学生の意見を引き出させてあげたり、会議が行き詰まった時のサポートだったのですが、中学生の中にも話すのが苦手な子ばかりが集まってしまった班、1人のリーダーが率先して動く班など様々で、サポートの仕方に迷いながらチューター内で情報共有しながら頑張った印象が強いです。特に私は小学生を担当したことはありますが、中学生をこのように担当したことが無かったため、分からないことばかりでしたが、先輩の姿を参考にしながら中学生と接することが出来ました。今回のサポートを通して、多世代との接し方や、これからの未来について考える力がついたと思います!